聖書を読む方法はいろいろとありますが、カトリック教会が第二バチカン公会議のときに、毎日のミサの中の福音朗読のために作った聖書朗読配分に従って、この日のために定めた箇所を読むという優れた方法もあります。この方法が優れているというのは、同じ箇所を読んでいる全世界のカトリック信徒、特に、この日のミサに参加して、この聖書の言葉を耳にしている信徒と、心を合わせて朗読と黙想をすることができるし、自分自身も、キリストの最も優れた記念であり、主イエスと接するための特別な場であるミサに参加するならば、その参加をより有意義なものにするための準備になるからです。
これからも、御言葉を黙想し、理解したことを実行するように努めることなどによって、「日々、御言葉と共に」生き続けて、皆さんの黙想とイエスとの交わりが更に深まるよう、心よりお祈りいたします。